地域で支えるその人らしいくらし

総合循環型地域福祉サービスの展開による「サービス」・「つながり」の場づくり

総合・循環型地域福祉サービスとは?

身近な小地域のなかでの住民同士による支えあい

 「その人らしい生活を支える」という考え方は、福祉サービスにおいては、家を離れて施設等に生活の拠点を移し、そこにある専門的なサービスを受けることによって生活を維持する従来の入所型サービスから、施設の個室化、宅老所やグループホームなど、「個(人)の尊厳」と「住み慣れた地域での生活」を重視したサービスへの転換や、新たなサービスの実施など地域福祉志向への動きの根底となっている。
  また、地域で生活する住民が抱える様々な福祉課題を解決するために、地域住民の参加のもと、地域にあるさまざまな社会資源を活用して、サービスを提供したり、支援していくことが求められている。そこで出てきた考え方は、市町単位での規模の大きな活動ではなく、校区や単位自治会・町内会といった、住民にとってより身近な小地域を範囲とした活動を立ち上げるという点にある。
  そこで、「誰もが身近な地域で、さまざまな福祉サービスを利用しやすい形(総合的・横断的)で受けることができ、住民ボランティア等も運営に参加しながら、世代間・利用者間で支え合いのサービスが循環する仕組み」をつくっていく新しいサービスのあり方として「総合・循環型地域福祉サービス」が考えられた。
「総合・循環型地域福祉サービス」の特徴
  • その人らしい生き方・生活を尊重し、地域に密着する
  • 空き家・空き店舗など、既存の社会資源を有効活用する
  • 地域で暮らす誰もが気軽に利用できる
  • 地域住民の主体的な関わり、参加がある
  • サービス提供の拠点となるだけではなく、拠点に集まる人たちの交流による「つながり」づくりの場となる